2011年2月15日火曜日

(読書)2月に読んだ本

イチローの名言を紹介し、著者が解説を加えるスタイル。読みやすく、「なるほど!」と思う箇所も多い。
しかし、イチローの発言と著者による解説が噛み合ってないというか、著者がただ言いたいこと言ってるだけでは?という箇所や、明らかにテキトーに書き飛ばしている箇所も多く、全体的に雑な印象。

>メモ

・「人と違うことをするのが僕の基本ですから」 P14
・「練習には限界があります。本番のゲームでしか縮まらないものもある」 P64
・「実戦で本当に必要なことは、たとえば変化球を待っていながら、インサイドに来たまっすぐ高めをヒットすること」 P86
・「ここ何年か、何かが足りないという発想はありません。むしろ、なにが必要ないんだろうって考えるようになりました」 P154



アマチュアとはいえ、モノ描きのはしくれとして、知りたかったことや、漠然と思ってはいたけれど煮詰まってなかった概念に対し、かゆいところに手が届く用に刺激され、非常に面白かった。しかし、無意味に毒を吐いたり、作者の地が出てるところが若干不快な感じも。-1点で4点。

>メモ

・P20他:基礎学力をつける発想ではなく、本番勝負。アウトプットありき。
・P232:世界初のエロ大河小説を書いたのは日本人女性(源氏物語)。
・P260:現代の専門家は、専門知識にプラスして、総合的知識も要る。
・P272:悩みに時間を浪費するほど無駄なことはない。即決してすぐ動け。