2011年4月30日土曜日

正しい方向

若くして「天才」と言われる連中は、「正しい方向」を生まれつき知っている。最初から正解がわかってるからやることにロスが出ず、確実に成果につながる。だから少ない年月で成功できる。逆に、僕ら凡人には正しい方向がわからない。だから方角の分からない航海のように、ゴールに近づけない。それでももがき続けると「正解はどうもあっちらしい」と悟っていくこともある。そこからほんの少しづつ前に進みはじめる。

2011年4月23日土曜日

ラストバトルが熱い漫画

ラストバトルがすごく面白かった作品を紹介してみます。

■ うしおととら

漫画史に残るラスボスとの最終戦は漫画ファンの間でも高評価です。ボルテージ上がりまくりの最終巻は読み返すたびに泣きそうになります。

■ ジョジョの奇妙な冒険(第三部)

少年漫画が能力バトルばかりになっている源流はもしかしたらこの作品かもしれません。原点にして頂点を極めてしまった感すらあります。

■ 柔道部物語

いまいちマイナーですが、巨匠・小林まこと先生が脂の乗り切った時期に描いた傑作です。一度見たら忘れられないラスボスで、燃えずにはいられない最終戦です。

■ あしたのジョー

ラストシーンが有名すぎるわりに最終戦があまり知られてないですが、最高のクライマックスあってこその伝説のラストです。聞きかじりで読んだつもりにならずに全巻買って欲しいです。

2011年4月16日土曜日

練習について

絵の練習とは、「制約を加えて絵を描く」行為です。描画方法に制約を加えることで、普段とは違う見方で「描く行為」を眺めやすくなります。
日常でも、遊びで「一週間ネットを断つ」など普段やらない掟を作ってみると、いつもと少し違う世界が見えます。わずかながら視野が広がりますし、まれに深化することだってあります。
制約によっていつもと違う経験をする
   ↓
視野が広がる
   ↓
認識の深化へとつながっていく
一絵ごとに試行錯誤し、正しいベクトルで「昨日とは違う線」を引き続けるタイプは、練習しなくてもうまくなります。しかし普通は自由に描かせると「いつもの線」に終始する。そういうタイプに「いつもと違う線を引かせる」(経験をさせる)ために、「練習=制約」が必要なのだと思っています。
逆にどんな練習法であっても、終始「いつもの線を引く」のであれば、視野は広がらず、本質的な成長は起こりにくい気がします。

2011年4月9日土曜日

雑文

  • 条件の厳しさと継続性は反比例します。二つのどちらかしか取れない場合、自分は「継続性」を選んだほうがベターだと思っています。
  • 過去すごく苦しんでいた難題も、今からみると「なんでこんな簡単なことで…」ということが多いです。しかし未来から見れば現在も同じようなものかもしれません。

2011年4月2日土曜日

休日に古典

休日に映画でも見ようと思ったのですが、よくできた映画ほど「葛藤」がよく描けていて、主人公の絶望的状況が伝わってきてMPが下がります。なのでMPが下がりにくく、かつ心の栄養になりそうな古典文学を読もうムーヴメントになってます。おすすめ岩波文庫紹介ページ(こことか)や、岩波文庫100などが参考になりそうです。
また自分の読書歴を振り返ると、接点のないジャンルの新書を読んだあとに「世界観がちょっと広がった」と感じることが多かったので、新書も積極的に読んでいきたいです。しかし積ん読本が多すぎて、そっちを先に片付けなければでどうにもこうにもw